Recruit

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INTERVIEW

“人を守る”設計担当者としての誇り

製造技術部 設計課 課長 中村 敦

PROFILE

地元の大学を卒業後、平成11年、当社設計課に入社。以来、消防自動車の技術と品質の向上に努め、安全・安心を追求し続けています。

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お仕事について

Q1お仕事の内容を教えてください

消防車の設計をしています。営業担当者と一緒にお客さんとの打ち合わせに行ったり、製造途中の車の検査に立ち会ったりします。また納車前に営業担当者と一緒に車の手入れを手伝ったり、納車にも立ち会うなど、車の内容やお客さんによっては最初から最後まで営業担当者と一緒に活動することもあります。

これを言うと驚かれることがあるのですが、製造される殆どが県外の車で、中でも私は首都圏を中心に大都市の車を15年以上担当してまして、その車をわざわざ鳥取で造っていると。担当している車は検査も厳しいので営業担当者と一緒に立ち合います。また込み入った仕様になると設計担当者も一緒に行って参考車両の写真を撮ったり、直接お客さんとやりとりをすることもあります

Q2このお仕事のやりがいは何ですか?

設計はある程度営業やユーザーの気持ちに沿う形でより良いものをと考えながら図面を描いていくのですが、それが実際に形になっていく姿を誰よりも早く見られるわけですよね。その図面上の車が、実際出来上がるとかなり大きいものになるという面白さはあります。

あと納車のときですが、新車になると新たな装備や車の形も変わったりして、隊員さんも喜ばれる。それが実際に現場に出て消火活動で人を守る道具として使われるということと、それを使う隊員さんの安全、そこも最近は重要視して描いているので、隊員さんの命も守りながら消火活動をしてもらうという。人命を救助する道具を造っている、という誇りみたいなものはじわじわと感じてきているところですね。

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会社について

Q3この会社の魅力を教えてください

消防車は1台1台が赤い車で同じように見えますけど、ほぼ同じ車はないので1台1台オーダーメイドで造っている訳ですよ。毎日、毎年違うことをやる。それがしんどくもあり、でも飽きないというか。「今年はどうなるかなぁ?」というのが面白いですね。いろいろな新しいものを造り続ける、それがこの会社の魅力かなと思います。

Q4入社してから驚いたこと、想像と違っていたことはありましたか?

1年目からいきなり実際の車の図面を描くことになる訳ですが、周りの先輩や上司にチェックしていただきながら1人の担当者として受け持つ。「1年目から世の中に出す車の図面描いていいの!?」っていう、それが1つびっくりでしたね。

あとは今迄の納入実績で言うと北海道もあるし沖縄もあるし、お客さんは全国なので。“鳥取の会社が全国に!?”というのがびっくりはしましたね。

打ち合わせなどで全国各地へ、大変ですけどそれも一つの楽しみです。

Q5入社してほしい人材、人物像を教えてください

話好きな方がいいですね。独学で勉強してもなかなか仕事は覚えられないので、周りの先輩、上司の言葉を聞くっていう上ではいいと思いますね。

あとは全く関係のない分野でも良いと思いますけど、当社に無い知識とか技術を持った人。それが消防車に直結しなくてもいいと思いますし、そういう人が入っても面白いのかなっていうのはありますね。他のメーカーとの差別化というのも要求としてある中で、新たなアイディアを取り込める意味でそういう人材がいてもいいだろうなと思います。

これまで と これから

Q6ご自身が成長したと実感する場面はありましたか?

現場の人は、毎年さまざまな形の車を実際に造っている訳ですよね。当時怒られながら一緒にやって、最後完成した時に現場の先輩がトイレで横になってボソッと「あれええ(いい)車になったわ」って言われて。それが3年目か4年目くらいの時でしたね。入社してから初めて言われたので、今思い出しても嬉しかったですね。日々現場のベテランの方と「あれいいな、すごいな」という会話もあるので、その一つひとつを日常に感じられることが成長かもしれないですね。

Q7これからの目標を教えてください

個人的にはもう少し課長としての役割をもっと勉強しなくては、と思っています。

いろんな場面で痛感しているので、そこを頑張っていきたいですね。

会社としては、とにかく新しいものにチャレンジしていって、新しいものを取り入れていく。そうしないと会社も永く続かないですし、その体制づくりが未来に繋がりますからね。