Staff Blog

とりぎんバードスタジアムへ

仕事とは関係ないのですが、弊社は『ガイナーレ鳥取』という
Jリーグチームの2013年度クラブスポンサーをしております。
地元鳥取で頑張るプロサッカーチームを、同じ地元の企業として
少しでも応援出来ればと思い、サポートすることになりました。

10月、そのガイナーレから消防車の出展依頼。
パパママ応援DAYの一環で、子供たちが大好きな消防車や
パトカーがやってくる!みたいな企画だそうです。

ということで、デモカーをガイナーレ仕様に再びマーキングし、
出展することに。

痛車のようになりました。

そして試合当日。あいにくの大雨。

イベントステージの横に出展なのですが、この雨でイベントは中止。
ステージは奥にあるので、中止の場合お客さん来られるだろうか。

というか、人がいない。

スタッフさんによると、イベントがあれば当然賑わうそうですが、
雨だとお客さんはかなり少ないそうです。
まあ、来場者数も通常の半分以下らしいのでしょうがない。

雨宿りできる場所もほとんど無いので、サポーターさん以外は
なかなかスタジアムまで体が動かないのかもしれません。
早くから来られてるサポーターさんは、雨でずぶ濡れになりながら
ラーメンとか普通に食べられていました。さすが(笑)


そんな中でも、わざわざ見に来て下さる方が何人もおられました。
ありがとうございます。嬉しかったです。

しばらくするとパトカーも登場。
パトカーと消防車、並ぶと良いですね!

そして試合が始まり…

街灯になりました。

悪天候でしたが、そんな状況下でのサポーターさん達の熱い声援や
応援に対する姿勢とかを生で見ることが出来て良かったです。

寒い中、お疲れ様でした。

2013.11.25

デモカー(製品・技術編)

防災展に出展したデモカーの搭載製品について、いくつか
ご紹介したいと思います。

ゼブラ柄ですが、こちら消防ポンプ自動車です。

コンパクトなので小回りが利き、狭い場所でも活躍。


RAPID FIRE FOAM(ラピッドファイヤーフォーム)

CAFS装置です。(Compressed Air Foam Systemsの略称で
圧縮空気泡消火システムという意味)
消火用の水に圧縮空気と消火薬液を混ぜて発泡させる装置です。
少量の水で高い消火能力があり、600Lの水槽を積載しているので
初期消火にも即対応。
空気との混合液なのでホースも軽く、放水中の負担も軽減します。
また、消火後の水損などの被害を抑えることが出来ます。

油圧式収納棚、ホース収納スペース など

狭いスペースを有効的に活用。使いやすさも重視しています。
棚の後ろの注意喚起にもストライプ。さりげないオシャレ。

GVタッチモニター

従来は側面に付きますが、CAFSを搭載しているので後部にデモ用
として設置しています。
高輝度タッチパネルを採用しており性能も数段アップ。
取扱い説明や不調診断、背景色の選択などサポート機能も充実。

無線LANによる携帯端末を使った遠隔操作(参考出展)

開発段階の製品ですが、スマホやタブレットPCにより離れた場所や
運転席などから指示・確認・操作が可能です。
将来的には人の行けない場所での遠隔操作などに利用出来れば…。
まだ問題もありますが、可能性の幅がある面白い技術だと思います。



小型ホースカー(2台積載)

1台あたり3~4本のホース収納。
ホースカー自体を小型軽量化することで、取り回しをより容易に
行うことが出来ます。



ナイトスキャンチーフ

4.1mの高さから照射し、車輌周辺での夜間活動が有効に。
カブトムシみたいです。



せっかく色々搭載しているので、今後は展示だけでなく、消防車
としての性能・技術をもっとPRしていけたらと思います。

2013.11.11

デモカー(製作・デザイン編)

防災展に出展したデモカー、もとはこのような消防車でした。

技術講習会などで使用する、実演用の車両なのでとてもシンプル。

消防車としての能力は申し分ないのですが、最近は見学も増えて
いるし、もう少し見た目も工夫出来ないかなと思っていました。

そんな中、東京国際消防防災展2013への車輌出展が決まりました。
搭載製品などの見直しを進めていた際、デザインの話になり、鳥取の
デザイナー角田治さんにお願いすることに。
車輌デザインを依頼するのは初の試みでしたが、角田さんはメカ好きで
マニアックなことに詳しく(消防車も)、知識アイデアが豊富なスゴイ方。
お話していて勉強になるし、楽しく企画させて頂きました。

そして防災展に向け大改造が始まりました。

まずはラフスケッチを何枚か描いて方向性を決める。

つや消しブラックやストライプ柄とか良いかも。

 

設計図をもとにさらに詳しくデザイン。ここでパターンや色を
イメージしていきます。
ブルー面白いけど消防車に見えない(笑)

次にボディカラーを決める。
上段がメタリックで左から赤、濃ピンク、ピンク(限定クラウン色)
中段が蛍光ピンク。下段が蛍光スカーレット。
はみ出た色は下地になります。分かりにくいですが下地によって
色の映え方が違います。

消防車なので赤が良いのでは?と、左上のメタリックレッドが
一番人気でしたが、展示用だし目を惹く方が良いとのことで
右下の蛍光スカーレット(下地白)に決まりました。


そしていよいよ製作へ。

内部はグレーや緑などの落ち着いた色が多いのですが、
今回は黄色に。見たことのない光景にちょっと不安…

でも、ストライプ入れたらだいぶ変わりました。これは良いかも。

そしてついに完成!

防災展には大河原邦男さんのデザイン画も展示していましたが、
こちらのデモカーも好評で、多くの方にご覧頂きました。

 

そして、会場までわざわざ足を運んで下さった角田先生と記念に
一枚。お忙しい中、本当にありがとうございました。

デザインというのは、感性、捉え方が人それぞれ異なるので
万人受けが難しく、無難にしてしまいがちですが、それでも
こういう提案試みは面白いと言って下さる方もおられたし、
デザインの在り方について改めて考えさせられました。

またこのような企画が出来れば良いなと思います。

2013.11.01
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